有機野菜・無農薬野菜って?違いと安全性について

食材宅配で、野菜を買おうとした時に悩んだことがあったんです。
有機JASとか、無農薬とか、減農薬とか、農減・化減とか慣行野菜とか。なんか色々あって、よく分からない……。
野菜を買うにあたって、違いを理解したいなと思って調べてみました。

野菜の種類

まず、大きく分けて3種類有ります。

有機栽培農産物、通称有機JAS

化学農薬や化学肥料をしないことを基本とし、2年以上(果樹は3年以上)の期間を経て栽培された農産物です。
後で記載しますが、有機登録認定機関の認証が必要となります。

特別栽培農産物、通称無農薬や減農薬

通常の農薬(化学肥料)50%未満~不使用の物をさします。
有機JASを所得していないけれども、無農薬、無化学肥料のものも含まれます。
また、減農薬と表記してある、農薬を使用しているけれども通常よりは少ないよ!というものも含まれます。
有機JASと違って農薬使用の幅が広いんですね。

慣行野菜

国や自治体の基準の中で作っている、一般的に広く栽培されている野菜
スーパーなどで売られている野菜は大体こちらです。
慣行野菜は化学合成農薬や化学肥料などを必要に応じて利用しています。
慣行野菜は全体の95%程度と言われています。

有機JASについて

有機JASが科学農薬も化学肥料も使われていない、安全度が非常に高い野菜、つまり無農薬!と思われたかもしれません。
ですが、有機JAS野菜野菜=無農薬野菜とは限りません。

実は、有機JAS野菜は国が定めた農薬を使うことが出来るんです。
農林水産省のページに詳細が載っています。

その為「無農薬(本当は特別栽培農産物)です」と主張しているサイトも多数あります。
また、無農薬でありながら、有機JAS野菜認定を取らないのには他にも理由があるようです。

実は有機JAS認定は審査と管理が必要なんですね。
「書類審査→実地調査→判定」を依頼して判定員に行ってもらうのですが、それをやるのに、金銭的に負担がかかるんですよね。
審査員さんが審査に来る為の、交通費や、遠方で宿泊したら宿泊費も必要ですし。

また、書類におこして細かく管理して提出しなくてはいけなかったり
一度所得したといっても、1年に1回の年次調査を受けなければ認定事業者として継続することができなかったり。
違反には厳しい罰則があったりします。

JAS法違反に対しては、認定機関からは認定取り消しなどの処置、農水省からは改善命令と農水省のホームページにおいての公表という処置がとられ、さらに程度によっては2年以下の懲役または200万円以下(法人の場合には1億円以下)の罰金という罰則が科せられることがあります。また認定機関についても、虚偽の報告や守秘義務違反などをした場合には1年以下の懲役または100万円以下の罰金という罰則が科せられます。

その他にも色々と細かいルールがあります。
有機JASの詳しいルールは有機農産物のJAS規格(日本農林規格)をご参照下さい。

なので有機JAS所得するという事は、農家さんにとって色々な負担を強いることになるんですよね。

とはいえ、厳しいルールの中で徹底して管理されている有機JASは大変信頼性の高い、安心して食べれるお野菜です。

じゃあ、慣行野菜は安全じゃないの?

こちらは様々な意見があるんです。
農薬は危険だ!という人がいる一方で、国で決められた基準は、一生涯食べ続けて続けても影響がでない量に国で取り締まっているから大丈夫という人もいます。

残念ながら私はただの主婦なので難しいことは分かりません。

なので、農林水産省の過去の記事の言葉を借ります。

• 農薬は、品質のよい農作物を安価で安定的に供給するために使用されています。
• 国が定める使い方に従って使用すれば、食品中の残留農薬の濃度が残留基準値を超えることはほとんどありません。
• 数日間、残留基準値を超える食品を食べたとしても、「一日許容摂取量」を超える農薬を、毎日一生とり続ける可能性は極めて低いことから、残留基準値を超える食品が、健康に悪影響を与える可能性は極めて低いと考えられます。

農薬も日々進化していますし、国も基準を決めて取り決めています。
なので確実に安全だよ!とは言えないですが、危険だから野菜を食べないという考えよりかは、食べたほうが長期的に見て体にとって良いのではないかと思います。
※こちらはあくまでも主観です。

あとは、あなたの考え方次第なんですよね。
やっぱり少しでもデメリットがあるなら農薬は嫌だ!というなら、有機JAS野菜や無農薬野菜を選べば良いと思います。
慣行野菜が安全なら、安いし、手軽に買えるから慣行野菜でいいやという考えだってもちろんあると思います。

私が、有機JAS野菜や特別栽培農産物(無農薬も含む)を好む理由

私は先程も書いた通り、農薬は危険だから食べない!という考えはありません。
でも、出来るなら有機JAS野菜や特別栽培農産物を買いたいんです。

理由は単純明快。

美味しい。

この一言につきます。
あと下の娘(現在1歳5ヶ月)が、慣行野菜よりも、有機JASを野菜や特別栽培農産物のほうが好んで食べるんですよね。

おかわりする率が高いんです。
初めは偶然かと思ったんですが、あまりにも続くので偶然ではない事がわかりました。

野菜を一杯食べて元気に育ってほしいなと思うので、私は有機JASまたは特別栽培農産物を選んでいます。

ただ、1点注意して欲しいのが、有機JAS野菜も無農薬・減農薬の特別栽培農産物も、あくまでも生産方法の違いです。

有機JAS野菜だから美味しい、無農薬・減農薬だから必ず美味しいという訳ではありません。

例えば今年からベランダで農薬一切使わずに家庭菜園始めた人がいたとします。
スーパーより美味しい野菜を作れるかと言われれば、ちょっと分かりませんよね?
もちろん作れる可能性もあるんですけども、プロは何年も研究してつくっていますからね。

なので、信頼できる農家さんや食材宅配会社を見つけるのが良いのかな?と思います。
私も現在今、探している真っ最中です。

まだ、8社しか比較していないですが、有機JAS野菜と無農薬野菜を扱ってる会社で2社だけオススメさせて下さい。

美味しい有機JAS野菜が欲しいなら、がオススメです。
なんといっても100%有機JAS野菜ですからね。
有機JAS野菜の10%はビオ・マルシェの畑から採られているんですから、凄いです。

美味しい無農薬野菜が欲しいなら、がオススメです。
ただ切っただけの野菜が、外食レベルに美味しいなんて凄くないですか?
旦那も「……うまっ(小声)」と大絶賛でした♪

当サイトで紹介している食材宅配の野菜の種類について

コープデリ
おうちコープ
基本的には慣行野菜。少量だけど他も有り
オイシックス 特別栽培農産物がメイン。有機JASも少しあり。農薬の詳細はこちら
パルシステム 慣行野菜メインですが、コープデリ・おうちコープより、特定栽培農産物・有機JASが多い。詳しくはこちら
らでぃっしゅぼーや 特定栽培農産物がメイン。有機JAS・慣行野菜は少し。農薬の詳細はこちら
大地を守る会 特定栽培農産物がメイン。有機JASが他社より多めこちら
生活クラブ 基本的には特定栽培農産物。農薬の詳細はこちら
ミレー 無農薬中心に特定栽培農産物。
秋川牧園 特定栽培農産物(無農薬)農薬の詳細はこちら
坂ノ途中 特定栽培農産物(無農薬)農薬の詳細はこちら
ビオ・マルシェ 有機JAS 100%

※こちらはあくまでも私の主観です。

まとめ

野菜の種類は、3種類。
有機JAS国が安全を認めた野菜
特別栽培農産物は、農薬・科学肥料を減らしたor無くした野菜
慣行野菜国が定めた基準を守って作った野菜

なんとなくでも、違いが分かって頂けたでしょうか?
これを機に、あなたの求める安心にみあった野菜を見つける手助けが出来たら嬉しいです♪